第81号のトピックスニュースは「道南では初めての感ななえ新病院は最新のX線テレビシステムを導入」
ななえ新病院(高田徹院長)は今年3月、最新のX線テレビシステムを導入した。同病院は平成15年国立療養所北海道第一病院の移譲により開院したが、移譲を受けた建物は老朽化が進んでいたことから、約1年をかけて増改築し、平成18年新棟へ全面的に移転した。
Ⅹ線テレビ装置とは胸やお腹の写真を撮るときのようにX線画像フィルム上に静止画として捉えるのではなく、動画像としてリアルタイムに身体内部の状況を捉え、テレビ画像上で観察透視できる装置。造影剤を臓器や血管内に注入し、これらが造影される様子を確認しながら撮影することが可能だ。導入したのは島津製作所の「フレクサビジョンF4パッケージ」。2022年1月に発売された装置で、道内では初導入となる。
放射線科係長の牧野雅史さんは「新しい診断機器の特徴は、より少ないX線量で画像を作ることが可能になりました」と話す。「以前の装置に比べて、すべてのX線透視検査において、患者さんや検査に立ち会う医療スタッフの放射線被曝が低減されました」。X線透視画像の画質も格段に向上、より質の高い検査を行うことが可能だ。
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X線TVシステ「FLEXAVISION F4 Package」と、写真左から診療放射線技師の牧野雅史さん、五十嵐拓さん、野呂直樹さん
ななえ新病院(高田徹院長)は今年3月、最新のX線テレビシステムを導入した。同病院は平成15年国立療養所北海道第一病院の移譲により開院したが、移譲を受けた建物は老朽化が進んでいたことから、約1年をかけて増改築し、平成18年新棟へ全面的に移転した。
Ⅹ線テレビ装置とは胸やお腹の写真を撮るときのようにX線画像フィルム上に静止画として捉えるのではなく、動画像としてリアルタイムに身体内部の状況を捉え、テレビ画像上で観察透視できる装置。造影剤を臓器や血管内に注入し、これらが造影される様子を確認しながら撮影することが可能だ。導入したのは島津製作所の「フレクサビジョンF4パッケージ」。2022年1月に発売された装置で、道内では初導入となる。
放射線科係長の牧野雅史さんは「新しい診断機器の特徴は、より少ないX線量で画像を作ることが可能になりました」と話す。「以前の装置に比べて、すべてのX線透視検査において、患者さんや検査に立ち会う医療スタッフの放射線被曝が低減されました」。X線透視画像の画質も格段に向上、より質の高い検査を行うことが可能だ。

X線TVシステ「FLEXAVISION F4 Package」と、写真左から診療放射線技師の牧野雅史さん、五十嵐拓さん、野呂直樹さん