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Channel: 最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。
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棒二問題 地元と協議へ

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北海道新聞10月17日付の記事は下記の通り。



流通最大手イオン(千葉市)が傘下の老舗百貨店「棒二森屋」(函館市)の閉店を検討している問題で、イオンの岡田元也社長が10月下旬にも函館入りし、今後の方針について地元経済団体と協議することが分かった。経済団体は、同店が立地するJR函館駅周辺の空洞化を懸念。存続できない場合でも、跡地の再開発などイオンの関与を求める考えだ。
棒二森屋は、経営する中合(福島市)の親会社でイオン傘下のダイエーが撤退を前提に売却先の企業を探している。ただ、取得を名乗り出た有力企業は札幌の1社にとどまっている。
こうした中、岡田社長は近く函館入りし、函館都心商店街振興組合や函館商工会議所の幹部と意見交換する。地元経済団体は「地元と信頼関係を築いてきたイオンが引き続き棒二森屋を運営してほしい」(関係者)との立場で、閉店の場合でも同駅前商業地への関与を続けるよう要請する考えだ。



杏仁豆腐

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北海道新聞みなみ風の「立待岬」。
10月23日掲載のタイトルは、「杏仁豆腐」。



 甘いものはほとんど食べないが、例外はプリンと杏仁豆腐。特に杏仁豆腐の独特な香りとほのかな甘さは、疲れた体を癒してくれる。
 杏仁とは杏(あんず)の種の中の核(仁)のこと。杏仁は漢方では「キョウニン」と呼び、呼吸器や腸を潤す働きがあるとして、せき止めや便薬秘に用いられる。本来は薬膳料理の一種だった杏仁豆腐。杏仁を粉末にして砂糖などを加えた杏仁霜(きょうにんそう)を用いることもある。固め方は寒天やゼラチンなど様々で、アーモンドエッセンスなどが使われることも。
 この愛してやまない杏仁豆腐が手軽に食べられることを教えてもらった。輸入食品店カルディコーヒーファーム(函館蔦屋書店)の「パンダ杏仁豆腐」はパッケージのパンダ柄も可愛いが、杏仁の風味などはしっかりとしている。もっと満足感を味わいたいと思っていたときに、全国紙で杏仁豆腐の取り寄せランキングが紹介された。パンダ杏仁豆腐は3位で、1位は伊達市の牧家(ぼっか)。自社の「だて牛乳」と練乳のダブル仕立てに本くず粉を使用した、みずみずしく、とろりとした食感が口の中に広がった。
 牧家の余韻からは、ニセコ町の高橋牧場が運営するレストランの「ミルク餅」を思い出した。うっすらと甘く味付けした牛乳の中に上新粉などで作られた餅の一品にはファンも多い。「歯応えのないものが好きなんだね」と言われた。
                            (メディカルはこだて発行人・編集人)


パンダ杏仁豆腐


伊達市の牧家


「メディカルはこだて」の第64号が発刊

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「メディカルはこだて」の第64号が発刊しました。



現在、函館市内および近郊の書店で販売中です。

【特集】
後悔しない「終のすみか」の選び方
函館市の高齢者施設「最新事情」

整備が進む日吉町の福祉コミュニティエリア
エリア管理に必要な整備・運営体制を「地元重視」で構築

自立や介護度の低い元気な高齢者を対象とした「サ高住」
最近は受けられるサービスにも幅が出るなど形態も多様化

【ドクタークローズアップ】 超音波診断と内視鏡下手術のスペシャリスト
妹尾大作(秋山記念病院診療部長・道南医科学研究所所長)

【ドクタークローズアップ】研究を臨床へフィードバック、予防医療も推進
間部克裕(国立病院機構函館病院消化器科部長)

【ドクタークローズアップ】バブル期の都市銀行の行員から医師に転身
森元雅信(函館あかまつ通り整形外科クリニック院長)

【トピックス・リポート】高橋病院は「外来デマンドバス」のサービスを開始
平手裕介(高橋病院総務管理課)

【トピックス・リポート】 お薬手帳へ「CKDシール」貼付による腎機能情報の共有
矢羽羽雅行(函館五稜郭病院薬剤科薬剤師)

【トピックス・リポート】 福島町は「がんなんかに負けない基本条例」を施行
石岡大志(福島町福祉課長)
原田良子(福島町福祉課健康増進係長)

【トピックス・リポート】7回目の「めざせ看護師!檜山塾」が7月末に開催
菊池 学(檜山振興局保健環境部保健行政室(江差保健所)企画総務課主査)

【ピックアップニュース】函館五稜郭病院はがんの早期発見に威力を発揮するPET/CTの最新鋭機器を導入
梶 智人(函館五稜郭病院PETセンター長)

10月10日、函館新都市病院に小児科が新設
依田弥奈子(函館新都市病院小児科主任科長)

ますます重要になる急性期病院の認知症看護
瀧渕修子(函館五稜郭病院南6病棟看護師)

開業から5年目を迎えた鍼灸治療院が女性に人気
佐藤美紅(治療院「野分」)

市文学館で岡村昭彦の資料展が開催
佐藤純子(栄文堂書店)

「セラピア便り」  扇の要、函館から
平田 聡(特定非営利活動法人理事長)

身近な漢方医学の知識 漢方薬の副作用
久保田達也 (久保田内科医院院長)

The 矯正インタビュー Before&After
古田樹己(ふるた矯正歯科院長)

判別できない原因には三次元の高画質画像が有用
川瀬 敬(川瀬デンタルクリニック院長)

歯周病は生活習慣病のひとつです
村田真介(吉田歯科口腔外科院長)

5分で分かる歯科の話 〜歯科から防ごう脳卒中〜
伊藤正明(函館新都市病院理事・歯科科長)

知覚過敏症について
向山英明(向山歯科桔梗クリニック院長)

義歯に不満はありませんか?
鎌田 俊(シュンデンタルクリニック院長)

東洋医学の治療院からー緩和ケア領域での鍼灸施術を考える
益井 基(益井東洋治療院院長)

退職後は英語力を活かしてECCジュニアの教室を運営
石川圭子(ECCジュニア講師)





後悔しない「終のすみか」の選び方。函館市の高齢者施設「最新事情」

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第64号の特集は、後悔しない「終のすみか」の選び方。函館市の高齢者施設「最新事情」の最終回となる3回目。

地域福祉社会を実現するには公的な福祉サービスの充実だけではなく、市民やボランティア、企業など地域全体が主体となって支え合うことが必要だ。そして、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられるような住まいや医療、介護、介護予防、生活支援サービスが一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築が求められているが、今期計画の新規整備346床については、日吉町の福祉コミュニティエリアへの整備が優先されている。同エリアに整備される高齢者施設は、特別養護老人ホーム1施設100人、地域密着型介護老人福祉施設(29人以下特別養護老人ホーム)1施設29人、認知症高齢者グループホーム2施設36人、地域密着型特定施設入居者生活介護(29人以下介護専用型有料老人ホーム等)2施設58人の合計6施設223人となる。福祉コミュニティエリアの整備基本構想や福祉コミュニティエリアの整備にあたっての基本方針、開発事業者について、福祉コミュニティエリア整備事業の事業計画を紹介した。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは「高齢者住まい法」の改正により創設された介護・医療と連携し、高齢者の安心を支えるサービスを提供するバリアフリー構造の住宅で、高齢者が安心して生活できる住まいづくりを推進するために制定された。
函館市は高齢者人口の増加によって高齢者施設のニーズはますます高くなっているが、後発のサ高住は入居者の確保に加えて、入居費用の価格競争などによって事業者の経営は厳しさを増している。入居当初は自立していた人も、高齢化により介護が必要になるケースは多い。このような介護の重度化へ対応するために、サ高住は診療所や訪問看護ステーション、ヘルパーステーションなどと連携することで、入居者の医療・介護ニーズに対応したサービスを提供することが不可欠だ。サ高住の出発点は、自立した生活を営むことのできる高齢者や介護度の低い高齢者など、比較的元気な高齢者を対象とした施設であったが、最近では施設によって受けられるサービスにも幅が出ているなど、その形態も多様化している。函館の41棟あるサ高住の中から、タイプの異なる「コレクトピア」(昭和4丁目)、「亀田日和」(昭和1丁目)、「グランメゾン迎賓館 函館湯の川」(湯川町1丁目)などを紹介する。 


特集で紹介した福祉コミュニティエリアの整備事業計画




10月10日、函館新都市病院に小児科が新設

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第64号では函館新都市病院小児科の依田弥奈子主任科長を取材した。


小児科専門医・指導医の依田弥奈子医師

函館新都市病院(原口浩一院長)は10月10日小児科を新設、常勤の小児科専門医による外来診療を開始した。昭和62年5月に開設した同病院は、道南医療圏における脳神経外科の基幹病院、函館市の2次輪番病院として、地域の救急医療の一翼を担い、急性期から回復期までシームレスな医療を提供している。
小児科主任科長に着任したのは市立函館病院小児科科長の依田弥奈子医師だ。今年3月には函館五稜郭病院の小児科が休診となるなど、地方都市における医師不足を背景とした小児科集約の流れは強まる傾向が指摘されている。同病院での小児科新設は地域の小児医療の役割分担に加えて、脳神経外科などを受診する子どもの治療に小児科医の関わることへの期待も大きい。



 

ますます重要になる急性期病院の認知症看護

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第64号では函館五稜郭病院南6病棟看護師の瀧渕修子さんを取材した。


認知症看護認定看護師の瀧渕修子さん(函館五稜郭病院南6病棟にて)

高齢者の4人に1人が認知症患者、またはその予備軍とされ、高齢化の進行に伴って認知症患者はさらに増加すると予想されている。函館市の高齢化率は平成26年に30%を超えたが、その後の高齢化も急速に進行、さらに高齢者人口に対して認知症高齢者の占める割合も全国平均を上回っている。
函館五稜郭病院は道南医療圏の急性期医療を担う病院だが、入院患者は高齢者の占める割合が高く、認知症患者も増えている状況にあることから、認知症患者を受け入れるための整備が求められている。昨年、同病院で認知症看護認定看護師の資格を取得したのが腎臓内科・心臓血管外科・呼吸器外科の混合病棟(南6病棟)に勤務している瀧渕修子さんだ。
 

顔のむくみ、くすみを改善する美容鍼

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第64号では鍼灸師の佐藤美紅さんを取材した。


美容鍼を施術中の佐藤美紅さん

幹線道路(赤川通)に面した富岡町に治療院「野分」がオープンして5年が経過した。和モダンな店舗併用住宅で印象的な丸窓のある佇まいから、和菓子屋と間違われることもある。「野分」の一番の特徴は美容鍼を中心とした施術で、特に女性からの人気が高い。
治療院を開業したのは鍼灸師の佐藤美紅さん。函館生まれの佐藤さんは函館東高校(現市立函館高校)を卒業後、北海道柔道整復専門学校(札幌市中央区)と北海道鍼灸専門学校(札幌市西区)を卒業し、柔道整復師、はり師、きゅう師の資格を取得した。小学校から始めたバレーボールを高校まで続けた佐藤さん。高校卒業後、当初の将来の夢はスポーツトレーナーだった。競技生活の中では怪我をすることも多く、整骨院の柔道整復師から治療を受けていた。柔道整復師、はり師、きゅう師は高校時代から目指していた資格だった。
「スポーツトレーナーの夢が変化したのは北海道鍼灸専門学校の卒業論文で美容鍼をテーマに選んだことがきっかけでした」と佐藤さんは話す。「卒業論文で美容鍼を知って以来、美容に興味を持つようになりました」。平成24年に開院するが、治療院は一般的な整骨院や鍼灸治療院のイメージではなく、女性もリラックスして通院・施術を受けることができる「半個室」を備えた治療院とした。




市文学館で岡村昭彦の資料展が開催

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第64号では栄文堂書店の佐藤純子さんを取材した。


岡村昭彦の長女・栄文堂書店の佐藤純子さん

米国のグラフ雑誌「ライフ」に南ベトナム戦線での写真が特集されるなど、世界的に知られた報道写真家・岡村昭彦(1929〜1985年)の函館での足跡や関わりなどを紹介する収蔵資料展が、函館市文学館(市内末広町)で9月9日から11月12日まで開かれた。
岡村は1945年東京医学専門学校(現東京医科大学)に進学するが、47年同校を中退する。中退の理由は学費値上げを企図した学校当局に反対して、学長である伯父の緒方知三郎の前で演説をしたことによる。52年東京で闇屋、役者、学者、労働者、職人などとの共同生活を送る。その後、新天地を求めて北海道へ渡り、その年の暮れからは函館郊外の当別トラピスト修道院に客室係として働いた。54年24歳のときに函館市内の十字街電停近くの書店「栄文堂」で働き、娘の斉藤和子さんとの間に長女・純子さんが誕生する。その後、離婚した岡村は母の住む浜名湖畔の舞阪町と函館を往来したりしながら、出版流通についての仕事やラジオドラマを書いていた。佐藤純子さんは2年前から岡村の著書や関連する雑誌等数10点を文学館へ寄贈してきた。今回はその資料を中心に写真や岡村に関する出版物、著者などが展示された。





病院では外国人の通訳で出産時の付き添いも

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第64号ではECCジュニア教室講師の石川圭子さんを取材した。


ECCジュニア「小学校低学年クラス」でレッスン中の石川圭子さん。

「ノー、ジャパニーズ」。講師の石川圭子さんの声が少し大きくなった。見学したのはECCジュニアの小学校低学年のクラス。子どもたちの発音の良さには感心したが、最も驚いたのはネイティブ並みの発音をする石川さんの英会話力だった。函館中央病院へ入職後、平成17年には総合案内(総務課)へ異動。病院を訪れる外国人がいればいつも通訳を依頼されていた。同病院を訪れる外国人は月に10人程度。函館在住の外国人や観光客などだ。「医療現場での通訳は言葉の壁以外にも医療環境などの違いがあって難しい」と石川さんは話す。「体調の微妙なニュアンスを聞き取ることや、不安を取り除くための説明もしっかり伝えるようにしてきました」。
石川さんは函館市日本語教室の講師も10年以上務めていて、外国人の知人も多い。また、海外を訪れたことは30回以上。英語の他にはイタリア語やフランス語の教室でも学んできた。石川さんが講師を務めるECCジュニアの中道教室は、現在は毎週土曜日の午後、中道会館(中道2丁目)で行われている。クラスは「2・3歳児」と「小学校低学年」。「バラエティ溢れるたくさんの教材を使って、楽しくレッスンをしています。小さいうちから英語を使った遊びの世界に入ることで、発音も良くなり、英語への壁もなくなります」。



第64号が函館新聞に紹介される

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函館新聞に掲載された第64号の紹介記事は下記の通り。



函館・道南地域の医療・介護・福祉の専門季刊誌「メディカルはこだて」の第64号がこのほど、発売された。
3回シリーズの最終回となる「後悔しない『終のすみか』の選び方 函館市の高齢者施設『最新情報』」では、整備が進んでいる日吉町の福祉コミュニティエリアについて詳しく紹介しているほか、函館市内のサービス付き高齢者向け住宅の最新事情を記している。
トピックス・リポートでは、髙橋病院がサービスを開始した「外来デマンドバス」の概要や、函館五稜郭病院が取り組むお薬手帳への「CKDシール」貼付のメリット、福島町が施行する「がんなんかに負けない基本条例」などの情報を取り上げている。(12月6日付の函館新聞より。一部省略)。


昆布温泉の鯉川温泉を訪れる

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10日は多くあるニセコの温泉の中でも最も好きな鯉川温泉を訪れた。


鯉川温泉

ニセコ町と蘭越町にまたがる「昆布温泉」は、ニセコ温泉郷の一つで湯治場として親しまれてきた。その中でも鯉川温泉は開湯明治32年と最も古い。
自家泉源から涌き出る豊富な湯量と効能は、道内でも指折りの名湯と知られてきた。
原生林に囲まれた広い敷地にある池には鯉が泳ぎ、滝も流れている。
男湯の内湯は浴槽が二つあるが、それは男湯が混浴だった名残のようだ。
露天風呂は敷地内を流れるニセコアンベツ川の支流が、湯船の前で小滝になっている。
ちんみに眺めは小滝の真正面になっている女湯側が良い。


鯉川温泉の露天風呂

長年、温泉旅館として営業をしてきたが、今年3月31日で宿泊営業を終了、日帰り入浴だけとなった。
著名な湯治場だけに惜しむ声は多い。
その代わり?ということかもしれないが、温泉内に温泉カフェ「こいかわ」がオープンした。
メニューは岐阜県飛騨市から取り寄せた麺を使用した「奥飛騨らぁめん」や「温泉たまごそば」「温泉たまごミルクセーキ」「濃厚プリン」など。



受刑者の出産

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北海道新聞みなみ風の「立待岬」。
12月11日掲載のタイトルは、「受刑者の出産」。



 小泉今日子さん主演のテレビドラマ「監獄のお姫様」は、女子刑務所を舞台とした復讐劇だ。ドラマは見たことはないが、あらすじは脚本を務める宮藤官九郎さんが週刊誌のコラムで語っている。
 第4話では逮捕された妊婦が服役中に出産する。宮藤さんによると、女子刑務所には育児室があり、1歳半まで所内で子育てすることが認められているが、実際は外の病院で出産し、その後は服役が終わるまで親族もしくは乳児院などに引き取ってもらうのが大半とのこと。
 ドラマではどのような演出だったかはわからないが、女性受刑者が出産する際、2014年までその多くが片手に手錠をかけられ、手錠につないだ縄を刑務官が持っていた。刑事施設外で逃走の恐れがある場合は、手錠や捕縄を使用できると定められているが、分娩室から逃走するという設定や、手錠をしたまま出産する受刑者の精神的な負担に疑問を持つのが普通の考え方ではないのか。
 いつの時代かわからない慣習が見直されたのは、出産を控えた受刑者が手錠をしたまま出産することを事実婚の夫に手紙で伝えたことがきっかけだった。夫が関係機関に働きかけたことで、不安を訴えた受刑者の女性は手錠をせずに男児を出産したと報じられた。社会には悪しき慣習がはびこっている。それらを断ち切るのは弱者からの訴えではなく、現場の声として改善されるべきだ。(メディカルはこだて発行人・編集人)


peeps hakodate vol.49に紹介される。

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peeps hakodate vol.49(最新号)が発刊された。
特集は『紙で伝える』。
昔と同じように紙のページをめくる私たちがいます。
かたや、ネットでの情報発信にくらべて、
圧倒的に時間がかかり、手間もかかり、金もかかる。
それでも紙でなにかを伝えようとする、地域の雑誌があり、
また作り手たちがこの街にいます。
   
作り手の一人として紹介されました。




市立函館病院、資金収支赤字8~9億円

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北海道新聞12月14日付の記事は下記の通り。



定例函館市議会は12月13日、一般質問を続行した。市病院局は、市立函館病院の2017年度の単年度資金収支の赤字額が当初予算の約5億円から約8~9億円に膨らむという見通しを示した。市病院局の藤田公美管理部長は「上半期実績では入院件数は前年同期を上回っているが、手術件数が目標に達していない」などと説明した。
また病院の独立行政法人化について、藤田管理部長は「ただちに独法化するわけではない。メリットはある」と引き続き検討を続ける方針を示した。指定管理制度導入や民間への譲渡については否定した。阿部善一氏(民主・市民ネット)への答弁。



第64号が北海道新聞「みなみ風」に紹介される

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北海道新聞「みなみ風」に掲載された第64号の紹介記事は下記の通り。



道南の医療や介護、福祉などの情報を発信する季刊誌「メディカルはこだて」の64号が発刊された。
特集は「後悔しない『終のすみか』の選び方。函館市の高齢者施設『最新情報』(下)」。3回シリーズの最終回で、整備が進む函館市日吉町の福祉コミュニティエリアやサービス付き高齢者向け住宅などを紹介。ピックアップニュースでは、がんの早期発見に威力を発揮するPET/CTの最新鋭機器を導入した函館五稜郭病院について取り上げている(12月21日付の北海道新聞「みなみ風」より。一部省略)。




日暮山をスノーシューで歩く

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3日は大沼の日暮山(ひぐらしやま、標高303㍍)をスノーシューで登ってきた。
戦前は地主の名前である笠原山とも呼ばれていたが、山頂からの眺望の素晴らしさに気がついたら日暮れになっていたということからこの名称になったそうだ。
雪のないときは、登山口から頂上の駐車場まで1.4キロの砂利道を車で行くことができる。
その砂利道を進まずに、少し歩いてからは山の斜面を登った。

日暮山の斜面

頂上は晴れていたが、風は冷たかった。
駒ヶ岳はすっぽりと雲に覆われている。

小沼と大沼(日暮山の頂上から)

下山後は東大沼温泉の「留の湯」へ。
昨年、春から改修工事を行い、8月1日にリニューアルオープンをしている。
別料金で利用できる「安政の湯」は、シャワーの出が悪かったが、それも改善された。

安政の湯

源泉100%、24時間掛け流しの温泉の泉質は申し分ないが、今回はいつも以上にぬるかった。


濁川温泉

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8日は古くから湯治場として利用されてきた森町にある濁川温泉へ。
田園風景広がる濁川カルデラ内(直径約2km)に温泉が点在している。

「カルデラ温泉ふれあいの里」は温泉街の一番奥に位置する温泉ホテルで、この地域では最も大きな施設だ。
庭園の露天風呂が有名だが、内風呂も3つある。


カルデラ温泉ふれあいの里

地熱が高い地域で、温泉地には森地熱発電所(北海道電力の地熱発電所)がある。
森地熱発電所は、わが国で8番目の地熱発電所として昭和57年11月に運転を開始した。
カルデラ盆地に設置し世界的にも類をみないものであると同時に、国立公園外に最初に設置し、民家に隣接している非常に珍しい地熱発電所だ。






『メディカルはこだて』取り扱い販売所一覧

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現在、「メディカルはこだて」を取り扱っている書店は下記の通りです。

栄文堂書店(末広町)
白水書店(東川町)
くまざわ書店函館店(棒二森屋アネックス、若松町)
くまざわ書店函館ポールスター店(ショッピングセンター・ポールスター、港町1丁目)
文教堂書店湯川店(コープさっぽろ湯川店、湯川町1丁目)
文教堂書店函館昭和店(函館昭和タウンプラザ、昭和1丁目)
文教堂書店函館テーオー店(テーオーデパート、梁川町)
スーパーブックス桔梗店(桔梗3丁目)
北文館(MEGAドン・キホーテ函館店、美原1丁目)
昭和書房(梁川町)
三省堂書店函館営業所川原店(川原町)
函館栄好堂丸井今井店(本町)
函館蔦屋書店(石川町)
アシーネブックス上磯店(イオン上磯店、北斗市七重浜4丁目)
マルイゲタ本店(ホクレンショップ森店、森町森川町)
万年屋書店(江差町中歌町)
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店(丸井今井札幌本店南館、札幌市中央区)

※ローソンでの販売は休止しています。

2001年の創刊号発刊以降、函館では森文化堂や大文堂、リブロ(函館西武)、bookshop函館(イトーヨーカ堂)、BOOKSいずみ(本通店、戸倉店)、神田書店、ブックポート赤川店、オレンジポート函館店、畑中文武堂、港書店など多くの書店が閉店を余儀なくされています。


FMいるかに出演

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1月18日は、FMいるか(日本に初めて誕生した地域コミュニティ放送局)の「暮らしつづれおり」の「人ネットワーク」に出演した。
パーソナリティは山形敦子さん。
山形さんに呼んでもらったのは5回目。
FMいるかは20151年11月函館山ロープウェイ山麓駅内にオープンスタジオと事務所機能を移転した。
ガラス張りのオープンスタジオは観光客で賑わうロビーにある。
話したいことを聞いてくれる山形さんは、優秀なパーソナリティであることは間違いない。
楽しいおしゃべりの連続で30分間があっという間に過ぎた。

FMいるかホームページの「ブログ&SNS」で紹介している当日の山形さんのコメントは下記の通り。

暮らしつづれおり「あつこ‘S コメント♪」
まだまだ元気、家族がいるから、体は丈夫な方だから…将来への不安は考えるときりがないので、あまり考えない。
そんな方もいらっしゃるかもしれません。
逆に健康や介護などの情報はテレビやインターネットで情報を得ているから、安心という方も。
でも、自分の住む地域にどんなお医者様がいて、どんな治療が受けられるのか、地域で受けられる介護や福祉はどうなっているのか…自分が住む、住み続けたいと願う地域の情報こそ実践的で役に立つのだと、毎回の「メディカルはこだて」が教えてくれます。
たった一人で取材、編集、広告営業、発送作業までの業務をこなす塚本さんは、全国紙で取り上げられるほど稀有な存在です。
「あの時は全国から問い合わせがありました。それぞれの地域誌で情報共有が出来たら良いという考えでしたが、その後の発刊例は聞いていません」。
地域に限定した医療情報誌の難しさと、それを17年も続けている塚本さんの手腕がわかるというものです♪
ときには「雇ってもらえないか」という申し出もあったとか。
「大きくしたいと思ったこともあるけれど、広告が増える雑誌は廃刊に追い込まれると札幌の出版社の方に言われたことがあって…」。ブレなかった!(笑)
目標は9年後の100冊まで!「その時にはまた呼んでください」。意味深な言葉だなあ(笑)。
多様な媒体がある中で「紙の方が作り手の気持ちが伝わるようなきがする」とも。
受け手に役立つ媒体…あとは受け手次第かな♪
今年もご活躍を!ご出演ありがとうございました。
「知りたい」を大事に&伝えたい記事に…17年目!@やまがたあつこ


番組終了後には録音済みのCDを渡されるが、今まで一度も聴いたことがない。
今回、初めて最初の数分間だけ聴いてみた。




スノーシューで大沼の森や湖面を歩く

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28日の日曜日は大沼国際セミナーハウスに隣接している大沼森林公園をスノーシュー(西洋式かんじき)で歩いた。



30分ほど歩くと森が開けて、JR函館本線を目の前にすることができる。
列車の音が聞こえてきた。
貨物列車だ。




真っすぐな線路が続いている。




森林公園の後は、凍結している大沼の湖面を歩く。
島に到着してパンを食べる。
誰もいない大沼で一人ぼんやりとしているのは楽しい時間だ。
雪雲が近づいているので、風も強くなってきた。




真っすぐに歩いたつもりでも、やはり曲がってしまうようだ。




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